塗装のメリット 住宅
外壁塗装の1番の目的は、美観ではなく外壁材の保護です。
家の壁は塗装で守られているため、定期的に塗装をしてあげないと壁が劣化してしまいます。
塗装の効果が切れると、雨水や紫外線の影響をもろに受けてしまいます。
そのまま放置しておくと、ヒビ割れや腐食がおきてしまいます。
ヒビなどの劣化が進むと、塗装だけではどうにもならず、張り替えなどの高額な工事が必要になります。
外壁塗装はいつすればいいのか?
外壁塗装をいつした方がいいかの判断基準は?
事例を参考にして、相談していただければと思います。
事例①色あせ・ツヤがなくなる
まず3年から5年ほどで、外壁の色が薄くなったり、ツヤなくなります。もとの色味と変わってきたと感じたら、劣化が進んでいると考えてください。
劣化の症状 :色あせ
塗装が必要か:原則不要 ※気になる場合は塗装
工事内容 :塗装のみ
事例② 汚れやコケがつくようになる
外壁に汚れやコケがつきやなっているのは、防水機能が落ちた証拠です。
塗料の防水機能が弱まっているため、湿気が溜まりやすく汚れへの抵抗力も低くなっている状態です。
このまま放置しておくと、外壁材が腐食しはじめてくるので対策が必要です。
劣化の症状 :カビ
塗装が必要か:塗装が必要 ※塗装時期としてはベストタイミング
工事内容 :塗装のみ
事例③ チョーキング現象が発生
白い壁などを触ると、手に白い粉がつく状態をチョーキング現象と言います。
白い粉の正体は、雨や紫外線によって塗料の成分が分解され、粉状になって壁の表面に現れたものです。
こうなってしまうと塗装の効果はほとんどないので、いち早く対処する必要があります
劣化の症状 :チョーキング現象
塗装が必要か:塗装が必要
工事内容 :塗装のみ
事例④ 外壁材が剥がれる
外壁が剥がれてしまうと、外壁材の内部に雨があたってしまい、腐食するおそれがあります。
はがれが大きい場合、塗り替えではなく、外壁の張替えが必要になリ、余計費用がかかります。
劣化の症状 :剥がれ
塗装が必要か:塗装が必要
工事内容 :塗装※張替えの可能性も
事例⑤ クラック(ひび割れ)が発生
ひび割れの場合も、塗装だけではなく、補修工事が必要です。
放置しておくと、ヒビはどんどん広がり、0.3mmを超えるひび割れは構造クラックの可能性あります。
放置しておくと外壁内部まで雨水が浸水して腐食に繋がったり、基礎の強度が低下し、建物を支えられなくなるといった危険性があります。
劣化の症状 :ひび割れ
塗装が必要か:塗装が必要
工事内容 :塗装+補修工事