
外壁塗装に関する疑問や不安に思うポイント
外壁塗装は必要な工事だと頭ではわかっていても、初めての経験でなかなか一歩が踏み出せないという方もいらっしゃるかと思います。
決して安い買い物ではないからこそ、失敗したくないと不安に思うのは当たり前のことです。また、普段の生活に支障が出るかもしれないと思うと、億劫になってしまうケースもあると思います。
お客様からお問い合わせいただくことの多い『外壁塗装の不安ポイント』について説明いたします。
外壁塗装工事に発生しうるトラブル
全国で年間約40万件以上の外壁塗装工事が行われています。
ほとんどの外壁塗装工事はトラブルなく終わりますが、中には大きなトラブルに発展してしまうケースも確認されています。
そのほとんどが悪徳業者による詐欺まがいのリフォーム工事や塗装工事が占めています。
それ以外にも以下のようなトラブル発展も考えられるので紹介していきます。
・必要箇所以外への塗料の飛散

植物や車に塗料が付着してしまったというものです。一般戸建ての外壁塗装の場合は、吹き付けタイプより飛散量が少ないローラーでの塗装が一般的ですが、塗料の飛散を完全に防ぐわけではありません。
こうした塗料の飛散による汚れを防ぐために行う作業が養生です。養生とは、シートやテープを使って塗料を塗らない場所を覆い隠し、汚れないようにすることです。
塗装の仕上がりで塗装会社の善し悪しを判断するのは難しいですが、丁寧に養生してくれる塗装会社は安心して工事を任せられる業者といっていいでしょう。
大事な植物や車が汚れてしまわないように、養生をしっかりしてくれる業者を選ぶことが大切です。
・近隣住民の方とのトラブル

ご近所の方からの苦情も、外壁塗装中に発生しうるトラブルです。
外壁塗装の工事中は特に足場の組み立て・解体時に音がします。
通常は施工前に塗装業者が近隣の方へ挨拶に伺いますが、お客様自身も事前に挨拶回りをしておくと安心です。
また塗装工事中は、工事車両の出入りが頻繁に起こりえます。当然ご近所の方の迷惑にならないように最大限配慮します。
ですが、やはり事前の挨拶で『○月○日まで塗装工事を行いますので、ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんがよろしくお願いします』などと伝えておくとトラブルに発展しにくいでしょう。駐車位置について事前に塗装業者と打ち合わせをしておくことも大切です。
有機溶剤系の塗料を使用する場合は、シンナーの臭いがします。ご自宅の周りが密集地で風通しがあまり良くない場合は、この臭いでトラブルになる可能性があります。水性塗料はシンナーを使用していないので、シンナー臭は発生しません。臭いが気になる方は水性塗料で塗装をされることをお勧めします。
ただし鉄部など下地の素材の種類によっては水性塗料が使用できないケースもありますので、詳しくは塗装業者に問い合わせましょう。
塗装業者のミスで塗料がご近所の敷地に飛散してしまった場合は、すぐに施工した塗装業者に連絡し、対応してもらいましょう。
・塗装工事の不具合
施工不良例

施工不良例

外壁塗装完了から数年後、早い場合は数か月後に塗装が剥がれてきたり色褪せ、色落ちが起こってしまう場合もあります。
外壁塗装の場合、完成後すぐは綺麗な仕上がりに見えるため、施工不良かどうかを判断するのは難しいです。
しかし短期間でのトラブルは塗装業者の責任である可能性が高いです。こういった施工不良は下地材の塗布量が足りていない、高圧洗浄が不十分だったなどの要因が考えられます。保証期間などがある場合は無償で塗り直しができる可能性がありますので、すぐに塗装業者に連絡を取り対応してもらいましょう。
まとめの一言
外壁塗装をお考えの方で、どこに頼めば良いか分からない方や分からない事がある方は是非弊社までご連絡ください。専門の知識を持った担当者がしっかりと相談対応致します。